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私自身のセルフ・コンパッションへの興味

2021.11.19ニュース

  1. ZARA入社直後、自己批判をしながら自分を掻き立てていたこと
  2. キューバの旅先でかけてもらった言葉
  3. セルフ・コンパッションの必要性

ZARA入社直後、自己批判をしながら自分を掻き立てていたこと

私がセルフ・コンパッションに興味をもちはじめたのは、大手アパレル会社ZARAに入社して1年未満のころでした。

当日の私は、自分に優しくするというセルフ・コンパッションの考えとは180度反対側でした。入社した会社はこれから急成長をむかえる大手アパレル会社。

今でこそ、100店舗以上のグループ会社ですが、その当初は、まだ18店舗の時代でした。

これからバリバリとキャリアを積んでいこうとモチベーション高い状態の私。

一方で、会社のカルチャーにも慣れていなくて、20代管理職だったのもあり、

「もっともっと頑張らなくちゃ」

「こんなんじゃ、全然たりない」

そんなネガティブな言葉ばかりで頭の中でいっぱいでした。

自分の中では、それが働くためのモチベーションだし、必要だと信じ切っていたのです。

結果として、

入社して6か月で帯状疱疹がでて、病院に薬をもらいに行くことに。。。

そんな状況をみかねた友人が、

「心身の疲労がひどいし、なかなか抜け出せない状況だね。

コーチングでもうけてみる?

キャリアを積んでいく上で、ロールモデルになるような方だよ」

とコーチングを受けることになりました。

今から20年以上も前だったので、

「コーチング??何するの?」という状況でした。

コーチの方と話をしてみると、

頭の中も整理されるし、

仕事で自己批判をする自分がいるという事実も気づくこともできました。

ただ、それに気づいても根付いているネガティブトークを排除するのはすぐにはできなかったのです。

コーチングセッションの中で、

「心と体はつながっているから、まずは、体に優しくして、自分の好きなことをする時間を少し増やしてみたら?」とアドバイスをくれました。

丁度その時、仕事とサルサダンスの両立ができなくて、ダンスチームをやめたところでした。

「よし、今度のバケーションでキューバに行こう!サルサを踊りに行こう!」と思い立ち、10日間のキューバ旅行に行きました。

旅行の前日は、朝4時まで仕事をして、始発の電車で自宅に帰り、夕方の飛行機でキューバに出発!

キューバの旅先でかけてもらった言葉

キューバに到着し、早速、サルサを踊りにいきました。

そこで出会った、イギリス人のご夫妻とドイツ人の友人と仲良くなりました。

毎晩飲んだり、踊ったり楽しい時間を満喫!

ある日のディナー後の飲み屋で、少しほろ酔いながら

会社の話をしたところ、

「あなたのように、会社の人のことを真剣におもって仕事をしていて、一緒に働いている人は幸せに感じているよ!」という言葉をかけてくれたのです。

かわいたスポンジにしみ込む水のように

欲していた言葉を存分に吸収し、

満たされた心から

感動の涙があふれてきました。

その時のことが、今でもありありと思い出されます。

自分を批判するのではなく、

友人がいってくれたように優しい言葉をかけてあげること

それが、その当時の私にとって一番必要なことだったのです。

セルフ・コンパッションの必要性

今、思い返してみると

やる気のある、

会社の成長を心から支えたいと思っているような人こそ、

自己批判の言葉でかきたてて

頑張りすぎて

疲れ切ってしまうのではなく、

自分に優しい言葉をかけてあげることで

とっても楽になるし、

長期的に頑張れるモチベーションにもなる

苦しい時こそ、自分をケアすること

このセルフ・コンパッションが必要だと、

深く思います。

自己批判の渦の中にいると、

自分ひとりでは気づくのは難しいかもしれません。

だけど、体を壊したりするまえに、

何かおかしい、

このままのやり方だとうまくいかない、

と気づくことが大切。

変わるためのきっかけは

やはり必要。

セルフ・コンパッションの簡単なワークは、

キューバまで行かなくても

自宅でできるし

習慣化することによって、

どんどん自分をケアしながら

モチベーションをあげて、

成長することができるのです。

――

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